こんにちは。DTM-play、運営者のDTMtarouです。
アルトサックスを吹いていると、いつかは誰かと一緒に「ジブリ」の名曲を「デュオ」でハモってみたいと思いますよね。
でも、いざ練習しようと思って「楽譜」を探しても、なかなか良い「無料」のものが見つからなくて困っていませんか。実は、私も以前は同じようにネットの海をさまよっていました。
楽譜サイトを見つけてもダウンロードできなかったり、怪しいサイトに誘導されそうになったりと、意外とハードルが高いのが現実です。この記事では、そんな悩みを解決するために、安全かつ低コストで楽譜を手に入れる方法や、無料で練習するための賢いテクニックをご紹介します。
- 無料の楽譜サイトでダウンロードができない本当の理由
- YouTube動画を活用して無料で練習する具体的な方法
- 数百円でプロのアレンジ楽譜を手に入れる賢い選択肢
- デュオ演奏で美しくハモるための音程のコツと練習法
無料のアルトサックス用ジブリデュオ楽譜を探す際の注意点
「まずは無料で手に入れたい」という気持ち、痛いほどよくわかります。しかし、アルトサックスの、しかも「ジブリ」で「デュオ」というニッチな楽譜を無料で探そうとすると、いくつかの壁にぶつかることが多いんです。ここでは、私が実際にリサーチして分かった現状と注意点をシェアしますね。
海外サイトでPDFをダウンロードするのは困難
検索して最初に出てくるのが、MuseScoreのような海外の巨大な楽譜共有サイトではないでしょうか。膨大な数の楽譜があって、「お、これなら無料であるかも!」とテンションが上がりますよね。
でも、実際に使ってみると「閲覧はできるけど、ダウンロードボタンを押すと有料プランへの登録画面が出る」という経験をしたことはありませんか?
ここが落とし穴!
MuseScoreなどは、著作権保護されている楽曲(ジブリ作品など)の場合、権利者への還元が必要なため、無料会員のままではダウンロードできない仕組みになっていることがほとんどです。
「無料トライアル」という文字も見かけますが、解約を忘れると自動で課金されてしまうトラブルもよく耳にします。基本的に、海外サイトは「楽譜の構成を確認するための試聴・閲覧用」として割り切って使うのが無難ですね。
YouTube動画のスクロール楽譜で練習する方法
ダウンロードが難しいなら、発想を変えてYouTubeを活用するのが最強の無料練習法です。「楽譜 動画」などのキーワードで探すと、演奏に合わせて楽譜がスクロールする動画がたくさん見つかります。
例えば、Manu Brazoさんのチャンネルではプロの演奏と共に楽譜が見られますし、Tutti Notesやeejihyeeさんのチャンネルでも、視認性の高いスクロール楽譜が公開されています。
YouTube活用のメリット
- 完全無料でフルコーラス確認できる
- 模範演奏(音源)と一緒に聴けるので、ニュアンスが掴みやすい
- スマホやタブレットがあれば場所を選ばず練習できる
これなら、わざわざPDFを探し回らなくても、「画面を見ながら吹く」というスタイルですぐに練習を始められますよ。
違法アップロードの危険性と著作権のリスク
ネットの深いところまで探せば、個人ブログやアップローダーサイトで「無料PDF」が見つかることも稀にあります。ですが、これは絶対に避けるべきです。
ジブリ作品などの楽譜を権利者の許可なく配布することは、著作権法違反になります。JASRACなどの管理団体はインターネット上の監視を強化していますし、そういったサイトからZIPファイルなどをダウンロードすると、ウイルス感染のリスクも跳ね上がります。
「たかが楽譜」と思わずに、自分自身のPCやスマホを守るためにも、公式のエコシステムの中で楽しむのが、私たち演奏者としてのマナーでもありますよね。
初心者でも簡単なハモリとアンサンブルのコツ
もし、どうしても楽譜が見つからない場合は、簡単なハモリを自分で作ってみるのも手です。「え、難しそう」と思うかもしれませんが、ジブリの曲はメロディがしっかりしているので、コツさえ掴めば意外といけます。
基本は「3度下」を吹くこと。例えば、メロディが「ド」なら「ラ」、「ミ」なら「ド」を吹いてみてください。これだけで、ぐっとジブリらしいハーモニーになります。
ハモリの音程テクニック
サックスで美しくハモるには、「純正律」を意識するのがポイントです。
・長3度(明るい響き)の時:少し低めに吹く
・短3度(暗い響き)の時:少し高めに吹く
これを意識するだけで、プロのようなブレンド感が生まれますよ。
アレンジやメドレーを自作する難易度について
「既存の楽譜がないなら、自分でメドレーを作っちゃおう!」というDTM的な発想も素晴らしいですが、サックスデュオのアレンジは意外と奥が深いです。
ピアノ伴奏がない「サックス2本だけ」の場合、休む暇がなくて酸欠になったり、リズムを刻むパートがなくて曲が止まってしまったりしがちです。特に初心者のうちは、プロが書いた「演奏しやすいアレンジ」の楽譜を使う方が、変な癖もつかずに上達が早いかなと思います。
アルトサックスのジブリデュオ楽譜は無料より購入がおすすめ
ここまで無料の方法を探ってきましたが、結論として、時間と質を天秤にかけると「数百円払って買った方が圧倒的にコスパが良い」というのが私の本音です。探す時間を練習時間に当てた方が、絶対に上手くなりますからね。
Piascoreなら1曲単位で安く購入できる
私がよく利用するのが、電子楽譜プラットフォームのPiascore(ピアスコア)です。ここは個人作家さんがアレンジした楽譜がたくさん販売されていて、クオリティが高いのに安いのが魅力です。
例えば、「もののけ姫」の『アシタカとサン』などは、原曲だとフラットが多くて難しい調(キー)なのですが、Piascoreだとサックスで吹きやすい「ハ長調(C Major)」に移調されたアレンジ版などが数百円で手に入ります。
「この曲だけ吹きたい!」という時に、アルバム1冊買う必要がないのは助かりますよね。
ヤマハのぷりんと楽譜はコンビニ印刷が便利
もう一つの鉄板が、ヤマハが運営するヤマハ「ぷりんと楽譜」です。ここの最大の特徴は、「自宅にプリンターがなくてもコンビニで印刷できる」こと。
サイトで購入手続きをして、セブンイレブンなどのコピー機で予約番号を入力するだけで、その場で紙の楽譜が出てきます。これ、本当に便利です。練習に向かう途中で「あ、あの曲やりたい!」と思っても、すぐに手に入るんですから。
| サービス名 | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| Piascore | 個人作家のアレンジが豊富 | 移調譜やニッチな編成を探す時 |
| ぷりんと楽譜 | ヤマハ公式の安心感 | すぐに紙で印刷したい時 |
人生のメリーゴーランドなど人気曲の入手先
ジブリの中でも特にデュオで人気なのが、『ハウルの動く城』の「人生のメリーゴーランド」ですよね。ワルツのリズムが心地よくて、サックス2本でハモると最高に気持ちいい曲です。
この曲や『魔女の宅急便』の「海の見える街」、『ゲド戦記』の「テルーの唄」などの定番曲は、先ほどの「ぷりんと楽譜」やPiascoreでほぼ確実に見つかります。
特に「人生のメリーゴーランド」は、中間部の盛り上がりでオクターブユニゾン(1オクターブ違いで同じ音を吹く)を使うと、2本だけでもオーケストラのような厚みが出るので、ぜひ試してみてください。
スタジオジブリ作品集のスコアブックを買う選択
もし、「これから相方と長く活動していきたい」と考えているなら、1曲ずつ買うよりも楽譜集(スコアブック)を一冊買ってしまうのが、結果的に一番お得かもしれません。
例えば、ヤマハから出ている『スタジオジブリデュオ・セレクション』などは、3,500円程度しますが、15曲以上収録されています。計算すると1曲あたり200円程度になるんですよね。
楽譜集のメリット
- プロが「デュオ専用」にアレンジしているので響きがきれい
- パート譜が別冊になっていることが多く、使いやすい
- カラオケCDが付いているものなら、一人練習も捗る
発表会向けに本格的な伴奏付き楽譜を選ぶ
結婚式の余興や発表会など、人前で披露するのが目標なら、「ピアノ伴奏付き」の楽譜を選ぶことを強くおすすめします。
サックス2本だけだと、どうしても音の隙間ができてしまいがちですが、ピアノが入るだけで一気に豪華になります。市販の楽譜集には、高確率でピアノ伴奏譜や伴奏CDが付属しています。
特にバラード曲である『アシタカとサン』や『君をのせて』などは、ピアノの支えがあることで、サックスの美しいロングトーンがより際立ちますよ。
まとめ:アルトサックスのジブリデュオ楽譜は無料より公式で
今回は、アルトサックスのジブリデュオ楽譜事情についてお話ししました。無料にこだわりすぎて時間を浪費したり、質の悪い楽譜で変な癖がついたりするのはもったいないです。
YouTubeで雰囲気を掴んで練習しつつ、本番やしっかりした練習には「ぷりんと楽譜」や「Piascore」、あるいは楽譜集を購入するのが、上達への近道であり、クリエイターへの敬意にもつながります。ぜひ、素敵な相方さんと最高のジブリサウンドを奏でてくださいね。



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