こんにちは。DTM-play、運営者のDTMtarouです。
バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』、この美しい旋律をピアノで奏でてみたいと思ったことはありませんか。
でも、いざインターネットで「無料」や「初級」、「原曲」といったキーワードで楽譜を探してみると、意外と自分に合うものが見つからなくて困ってしまうんですよね。
無料だと思って飛びついたらダウンロードが有料だったり、初級と書いてあるのに難しすぎて手が止まってしまったりと、私自身も楽譜探しで何度も迷子になった経験があります。
この記事では、そんな悩みを持つ方に向けて、無料楽譜の実情と、挫折せずにこの名曲を楽しむための現実的な選択肢についてお話しします。
- 無料楽譜と有料楽譜の決定的な使いやすさの違いがわかります
- いわゆる「原曲」と呼ばれるヘス版の本当の難易度を知れます
- 初心者が挫折せずに弾ききれる最適な楽譜の入手方法が見つかります
- コンビニですぐに印刷できるヤマハの楽譜サービスの便利さがわかります

バッハ主よ人の望みの喜びよピアノ楽譜:無料原曲や初級の実情
まずは、インターネット上で見つかる無料楽譜や、「原曲」として出回っている楽譜のリアルな状況について整理しておきましょう。検索して一番上に出てきた楽譜が、必ずしも今の自分にベストとは限らないんです。
簡単なドレミ付きアレンジ楽譜の活用法
ピアノを始めたばかりの方にとって、音符を読むのは一苦労ですよね。ネット上には、有志の方が作成した「ドレミのふりがな付き」の楽譜が見つかることがあります。
特に海外のサイト(Capotasto Musicなど)では、初心者向けに調性を「ト長調(原曲)」から「ヘ長調(シにフラット1つ)」に移調して弾きやすくした楽譜が公開されていることがあります。これは非常に理にかなっていて、黒鍵を使う頻度が減るため、指のポジションが安定しやすいんです。
ここがポイント
もし無料の楽譜を探すなら、無理に原曲キー(ト長調)にこだわらず、弾きやすくアレンジされた「ヘ長調」や「ハ長調」のものを探すと、練習のハードルがグッと下がります。
無料ダウンロードできるPDF楽譜の注意点
「無料でダウンロード可能」と書かれていても、実際には注意が必要なケースが多いです。例えば、MuseScoreなどの楽譜共有サイトは非常に便利ですが、最近ではPDFをダウンロードするためにサブスクリプション登録(有料)が必要な場合が増えています。
また、完全に無料のサイトであっても、個人が作成した楽譜の場合、指使い(運指)の番号が振られていなかったり、音符の間隔が詰まりすぎていて読みにくかったりすることも少なくありません。
注意点
無料楽譜は「とりあえず雰囲気を知る」には良いですが、印刷して譜面台に置いたときの「見やすさ」や「練習しやすさ」という点では、市販の楽譜に劣ることが多いのが現実です。
原曲ヘス版の難易度は中級以上で難しい
ここが一番の誤解ポイントかもしれません。「せっかく弾くなら原曲で!」と思いますよね。ピアノ学習においてこの曲の「原曲」として扱われるのは、通常「マイラ・ヘス(Myra Hess)」というピアニストによる編曲版です。
しかし、このヘス版、実はかなり難しいのです。
右手で美しい3連符のオブリガート(飾り)を弾きながら、同時に親指や小指でコラールの主旋律を歌わせる必要があります。さらに左手も広い音域をカバーしなければなりません。楽譜サイトIMSLPなどで無料で手に入りますが、初心者がいきなりこれに手を出すと、十中八九、指が回らずに挫折してしまいます。
DTMtarouのメモ
ヘス版は「中上級」レベルです。まずは簡単なアレンジで曲の全体像を掴んでから、いつか挑戦する「憧れの目標」として取っておくのが賢いアプローチかなと思います。
コード進行を理解して弾き語りにも挑戦
もしDTMやポピュラーピアノの経験がある方なら、クラシック的な譜読みではなく「コード進行」でアプローチするのも面白いですよ。
この曲の主なコード進行は、Gメジャー(ト長調)の場合、G、C、D7といった基本的なコードで構成されています。Scribdなどで見つかる「歌詞付き」の楽譜を参考に、右手をメロディ、左手をシンプルなコード弾きにするだけで、十分にこの曲の崇高な雰囲気を味わうことができます。
完璧なクラシック奏法にこだわらず、自分なりに伴奏を簡略化して「弾き語り」のように楽しむのも、音楽の楽しみ方の一つですよね。
連弾やジャズ風アレンジで楽しむ選択肢
一人で弾くのが難しい場合、「連弾」という選択肢もあります。メロディ担当と伴奏担当に分かれれば、一人あたりの負担は半分以下になりますし、ハーモニーの厚みは倍増します。
また、ネット上にはジャズ風にリハーモナイズされたおしゃれなアレンジ楽譜も存在します。これらは「原曲通り」ではありませんが、バッハの楽曲構造がいかに強固で、どんなアレンジにも耐えうるかを感じることができて楽しいですよ。
さて、ここまで無料楽譜や原曲の難しさについてお話ししてきましたが、「じゃあ結局、初心者はどれを選べばいいの?」という疑問が残りますよね。そこで私がおすすめしたいのが、次の選択肢です。

バッハ主よ人の望みの喜びよピアノ楽譜は無料原曲や初級よりヤマハ
結論から言うと、これから練習を始めるなら、ヤマハが運営する「ぷりんと楽譜」を利用するのが最も近道で、結果的にコストパフォーマンスも良いと感じています。
ヤマハ「ぷりんと楽譜」が推奨される理由
なぜ私がここまで推すのかというと、やはり「譜面の信頼性」と「見やすさ」が段違いだからです。
無料の楽譜は、音の間違いがあったり、ページめくりが考慮されていなかったりすることがあります。しかし、ヤマハの楽譜はプロが監修しており、指番号(運指)も理にかなったものが振られています。初心者が変な癖をつけずに上達するためには、最初から「正しい楽譜」を使うことが本当に重要なんです。
数百円の出費にはなりますが、それによって得られる「練習のしやすさ」はプライスレスです。
コンビニで即日購入できる手軽さと安心感
「ぷりんと楽譜」のすごいところは、自宅にプリンターがなくても大丈夫な点です。サイトで欲しい楽譜を選んで、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニのコピー機で予約番号を入力するだけで、その場できれいな楽譜が印刷されて出てきます。
「今すぐ弾きたい!」と思ったその日のうちに、24時間いつでも手に入る。この手軽さは一度体験するとやみつきになります。
模範演奏動画で指番号やペダルを確認する
ヤマハの楽譜の多くは、YouTubeなどで模範演奏動画が公開されていたり、サイト上で試聴ができたりします。
楽譜だけを見ていても、「この3連符、どういうニュアンスで弾けばいいの?」「ペダルはどこで踏み変えるの?」といった疑問が湧いてくるものです。そんな時、公式の模範演奏を耳で確認できるのは、独学のピアノ学習者にとって最強のサポートになります。
上級から入門まで自分に合うレベルがある
そして何より、「初級」の中でもさらに細かくレベル分けされているのが素晴らしい点です。
| レベル | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 入門 | 片手ずつでも弾ける、音数が極端に少ない | ピアノを始めたばかりの人 |
| 初級 | 和音が単純化され、リズムが整理されている | バイエル終了程度の人 |
| 中級 | 原曲の雰囲気を残しつつ、弾きやすくアレンジ | ソナチネ程度の人 |
| 上級 | ヘス版に近い、またはそれ以上の華やかな編曲 | 本格的な演奏を目指す人 |
このように、自分の今の実力にぴったりの楽譜を選ぶことができるので、「難しすぎて挫折する」というリスクを最小限に抑えられます。

バッハ主よ人の望みの喜びよピアノ楽譜で無料原曲や初級のまとめ
今回は、バッハの名曲『主よ、人の望みの喜びよ』の楽譜選びについて、無料楽譜の現状と、有料楽譜のメリットを中心にお話ししました。
無料や原曲(ヘス版)にこだわるのも一つの道ですが、まずは「弾けた!」という喜びを感じることが、ピアノを長く楽しむ秘訣かなと思います。無理をして難しい無料楽譜と格闘するよりも、数百円で自分に合った「ぷりんと楽譜」を手に入れて、心地よくバッハの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
皆さんのピアノライフが、より豊かなものになりますように!



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