「作曲を始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない…」そう感じていませんか。
この記事では、作曲の基本について、音楽の知識ゼロの状態からでも安心して学べるよう、一つひとつ丁寧に解説していきます。
作曲初心者にありがちなことや、多くの人が気になる作曲の才能がある人の特徴、さらには作曲の三大要素は何かといった基本的な知識まで、幅広くカバーします。初心者が作曲をする手順はもちろん、中学生でも取り組める作曲のやり方、便利な初心者向けアプリの活用法、曲の印象を決定づけるコード進行の考え方、そして無意識のパクリを避けるための注意点にも触れていきます。
この記事を読めば、作曲初心者として何から始めるべきか、その道筋が明確になるはずです。
- 作曲に必要な三大要素や基本知識がわかる
- 知識ゼロの初心者が作曲を始める具体的な手順を学べる
- 作曲に役立つアプリやコード進行の基本を理解できる
- 無意識の盗作を避け、オリジナルの曲を作るための注意点がわかる
作曲の基本|知識ゼロから始める前に
- 作曲の才能がある人の特徴は?
- 作曲は知識ゼロでも始められるのか
- 作曲初心者にありがちなこととは?
- 知っておきたい作曲の三大要素は?
- 無意識のパクリを避ける作曲のコツ
作曲の才能がある人の特徴は?
作曲の才能と聞くと、何か特別な能力が必要だと考えてしまうかもしれません。しかし、多くの場合は生まれ持った才能というよりも、後天的な習慣や考え方によるものが大きいです。作曲の才能がある、あるいは作曲が上達しやすい人にはいくつかの共通した特徴が見られます。
まず、音楽を聴くのが心から好きなことが挙げられます。日常的に多くの音楽に触れている人は、自然とメロディーやリズムのパターン、コード進行の「引き出し」が豊富になります。良い作曲家は、同時に優れたリスナーでもあるのです。
また、探求心が旺盛で、粘り強く続けられる人も作曲に向いています。最初から完璧な曲が作れるわけではありません。何度も試行錯誤を繰り返し、少しずつ改善していくプロセスを楽しめるかどうかが重要です。一つのフレーズが思い浮かばなくても諦めず、いろいろな角度からアプローチできる人は、やがて良い曲を生み出すことができます。
作曲が上達しやすい人の特徴
- 音楽をジャンル問わずたくさん聴いている
- 耳コピ(聴いた音を再現すること)が得意、または好き
- 地道な作業をコツコツと続けられる
- 頭の中のイメージを形にしようと試行錯誤できる
- 完成した曲を人に聴かせることに喜びを感じる
これらの特徴は、特別なものではなく、日々の意識や行動で身につけていくことが可能です。「自分には才能がない」と諦める前に、まずは音楽を深く楽しみ、自分なりのペースで創作を続けてみることが、才能を開花させる第一歩と言えるでしょう。
作曲は知識ゼロでも始められるのか
結論から言うと、作曲は音楽の知識が全くない状態からでも始められます。もちろん、音楽理論や楽譜の知識があった方がスムーズに進む場面は多いですが、それらがなければ作曲ができないというわけでは決してありません。
事実、インプットしたデータベースの著者である「うちやま先生」も、最初は理論的知識がゼロの状態で、鼻歌とギターだけで作曲を始めています。重要なのは「歌いたい」「曲を作りたい」という純粋な欲求です。
知識ゼロから始める場合、理論よりも感覚を頼りにすることが多くなります。例えば、次のような方法が考えられます。
- 鼻歌で作る:思いついたメロディーを口ずさみ、スマートフォンなどで録音しておく。
- 楽器を適当に弾いてみる:ギターやピアノの鍵盤を自由に押し、心地よいと感じる響きやフレーズを探す。
- アプリやソフトを使う:ループ素材(あらかじめ用意された短いフレーズ)を組み合わせて、感覚的に曲の骨格を作る。
知識は後からついてくる
最初は感覚的に作ったメロディーやコード進行に対して、「なぜこの響きは心地よいのだろう?」と疑問に思ったタイミングで理論を学ぶと、知識の吸収が非常に早くなります。実践と理論の学習を繰り返すことで、作曲のスキルは飛躍的に向上します。
このように、まずは音を出して楽しむことから始めるのが、知識ゼロからの作曲における最も大切な心構えです。難しい理論書を前にして挫折してしまうよりも、まずは一本のメロディーを完成させる達成感を味わうことが、継続への大きなモチベーションとなるでしょう。
作曲初心者にありがちなこととは?
作曲を始めたばかりの人が陥りやすい、いくつかの「あるある」なパターンがあります。これらを事前に知っておくことで、無用な挫折を避け、よりスムーズに作曲活動を進めることができます。
最も多いのが、「理論ばかりを先に学ぼうとしてしまう」ことです。音楽理論は確かに強力な武器ですが、最初から全てを完璧に理解しようとすると、情報量の多さに圧倒されてしまい、肝心の「曲を作る」という段階に進む前に疲弊してしまうことがあります。
また、「1曲を完璧に仕上げようと固執してしまう」のも、ありがちな落とし穴です。特に最初のうちは、曲を最後まで完成させる経験を積むことが重要です。細部にこだわりすぎて一向に完成しないよりも、まずは短い曲でも良いので「1曲完成させた」という成功体験を積み重ねる方が、上達への近道となります。
初心者が注意したいポイント
- ツールの使い方で挫折:高機能な作曲ソフト(DAW)を導入したものの、操作が複雑で使いこなせずに諦めてしまう。
- アイデアが出ないと悩む:真っ白な画面を前にして、メロディーが何も思い浮かばず、「自分には才能がない」と思い込んでしまう。
- 他の人の作品と比べて落ち込む:SNSなどで他人の素晴らしい作品を見て、自分の作品と比較してしまい、自信をなくしてしまう。
誰でも最初は初心者です。最初からプロのような曲が作れないのは当たり前。大切なのは、完璧を目指すことよりも、とにかく音を出して、楽しみながら曲作りの経験を積んでいくことですよ。
これらの「ありがちなこと」は、多くの人が通る道です。自分だけが特別にできないわけではないと理解し、気楽な気持ちで作曲と向き合っていくことが大切です。
知っておきたい作曲の三大要素は?
作曲を आगे進める上で、音楽を構成する基本的な3つの要素を知っておくと、非常に役立ちます。一般的に、音楽は「メロディー」「ハーモニー」「リズム」の三つの要素から成り立っていると言われています。これらを理解することで、自分の作る曲を客観的に分析したり、アイデアを整理したりしやすくなります。
メロディー(旋律)
メロディーは曲の「主役」であり、歌のラインやギターソロなど、最も耳に残りやすい部分です。音の高さ(音程)と長さ(音価)が連続的につながって、一つの流れを作ります。心地よいメロディーは、聴く人の感情を直接的に揺さぶる力を持っています。
ハーモニー(和声)
ハーモニーは、異なる高さの音が同時に鳴ったときの「響き」を指し、一般的にはコード(和音)によって作られます。メロディーを支え、曲全体の雰囲気や色彩感を決定づける重要な役割を担います。例えば、同じメロディーであっても、明るい響きのハーモニー(メジャーコード)をつけるか、悲しい響きのハーモニー(マイナーコード)をつけるかで、曲の印象は全く異なります。
リズム(律動)
リズムは、音の時間の流れやタイミング、強弱のパターンを指します。心臓の鼓動のように、音楽に生命感や躍動感を与える要素です。ドラムやベースが刻むビートはもちろん、メロディーやハーモニーにも固有のリズムが存在します。リズムがしっかりしていると、曲全体が安定し、聴き手は自然と体を動かしたくなります。
作曲とは、この「メロディー」「ハーモニー」「リズム」という3つの要素を、パズルのように組み合わせて一つの楽曲を創造していく作業と考えることができます。初心者のうちは、まず主役である「メロディー」を作ることから始め、それに合う「ハーモニー(コード)」を探し、最後に「リズム」を整えていくという手順が分かりやすいでしょう。
無意識のパクリを避ける作曲のコツ
作曲をしていると、「このメロディー、どこかで聴いたことがあるかも?」と不安になることがあります。これは「無意識のパクリ(盗用)」、専門的には「潜在的記憶による盗作」と呼ばれる現象で、誰にでも起こりうることです。
著作権を侵害してしまうリスクを避け、自信を持ってオリジナル曲だと言えるようにするためには、いくつかの対策を知っておくことが重要です。
まず最も効果的なのは、参考にする曲(リファレンス曲)を1曲に絞らないことです。特定の1曲から強い影響を受けてしまうと、メロディーやコード進行が似やすくなります。複数の曲、できれば異なるジャンルの曲から「雰囲気」や「楽器の使い方」といった抽象的な要素を参考にすることで、特定の曲に似てしまうリスクを分散できます。
著作権に関する注意点
一般的に、アイデア(「切ない雰囲気の曲」など)やコード進行、リズムパターン自体には著作権は発生しにくいとされています。しかし、創作性が認められるメロディーラインが酷似している場合は、著作権侵害と判断される可能性が高まります。特にメロディーの扱いは慎重に行う必要があります。「4小節までならセーフ」といった俗説には法的な根拠はないため、注意が必要です。
具体的な対策方法
もし既存の曲に似てしまったと感じた場合は、次のような一手間を加えることで、オリジナリティを高めることができます。
- キーを変える:曲全体の高さを変えるだけでも、印象は大きく変わります。
- リズムを変える:メロディーの音符の長さを変えたり、シンコペーション(リズムを食わせる)を入れたりする。
- 一部の音を変える:メロディーラインの特徴的な部分を数音だけ変えてみる。
- 時間を置く:曲が完成してから少し時間を置き、改めて新鮮な耳で聴き直してみる。第三者に聴いてもらうのも有効です。
作曲において、過去の名曲から学ぶことは非常に大切ですが、それはあくまで「インプット」です。アウトプットする際には、自分自身のフィルターを通して、独自の表現を加えることを常に意識しましょう。
作曲の基本|具体的なやり方と手順
- 作曲初心者は何から始める?その手順
- 中学生でもわかる作曲のやり方
- 作曲に役立つ初心者向けアプリ
- 曲の印象を左右するコード進行
- 最低限必要な作曲の基本知識
- まとめ:次の作曲の基本ステップへ
作曲初心者は何から始める?その手順
作曲を始めたいけれど、具体的に何から手をつければ良いか分からない、という方も多いでしょう。ここでは、作曲初心者の方が迷わず進められるような、基本的な手順を解説します。
最もシンプルで始めやすいのは、「メロディーファースト(メロ先)」と呼ばれる、メロディーから先に作る方法です。以下のステップで進めてみましょう。
ステップ1:メロディーを思い浮かべて録音する
まずは難しく考えず、自由に鼻歌を歌ってみましょう。お風呂の中や散歩中など、リラックスしている時にふと良いメロディーが浮かぶこともあります。思いついたら、忘れないうちにスマートフォンのボイスメモ機能などですぐに録音するのがポイントです。この段階では、歌詞や伴奏のことは一切考えなくて大丈夫です。
ステップ2:メロディーに合うコードを探す
次に、録音したメロディーに合わせて、伴奏となるコード(和音)を探していきます。ギターやピアノが弾ける場合は、知っているコードを鳴らしながら、メロディーとしっくりくる響きを見つけ出します。楽器が弾けない場合は、後述する作曲アプリのコード演奏機能などを活用すると良いでしょう。
最初は「C(ドミソ)」「G(ソシレ)」「Am(ラドミ)」「F(ファラド)」といった、基本的なコード(ダイアトニックコード)から試してみると、メロディーに合わせやすいことが多いです。
ステップ3:曲の構成を考える
ワンフレーズのメロディーとコードができたら、それを元に曲全体を組み立てていきます。J-POPなどでよく使われる基本的な構成は以下の通りです。
Aメロ → Bメロ → サビ
まずはこのシンプルな構成を目指し、Aメロから展開するBメロ、そして最も盛り上がるサビ、というようにメロディーを発展させていきます。いきなりフルコーラスを作るのが難しければ、まずはこの「Aメロ・Bメロ・サビ」のワンセットを完成させることを目標にしましょう。
この手順が、作曲の最も基本的な流れです。大切なのは、一気に完璧を目指さず、一つひとつのステップを楽しみながら進めること。まずは短いメロディーを一つ完成させることから始めてみてくださいね。
中学生でもわかる作曲のやり方
作曲は、大人や専門家だけのものではありません。中学生や高校生でも、正しいやり方を知れば十分に楽しむことができます。ここでは、特に若い世代の方に向けた作曲の始め方を紹介します。
一番の近道は、自分の好きなアーティストの曲を真似してみることです。これを「リファレンス(参照)にする」と言います。例えば、好きな曲の構成(Aメロ、Bメロ、サビの長さや順番)や、使われている楽器の雰囲気を参考にすることで、作曲の設計図を描きやすくなります。
サビから作るのがおすすめ
作曲初心者、特に中学生が取り組みやすい方法として、「サビから作る」というやり方があります。曲の中で最も印象的で、エネルギーに満ちたサビを最初に作ることで、曲のゴールが明確になります。ゴールが決まっていれば、そこに向かって盛り上げていくAメロやBメロを考えやすくなるのです。
中学生向け作曲ステップ
- 好きな曲を決める:目標となる曲(リファレンス曲)を1曲選びます。
- サビのメロディーを作る:リファレンス曲のような雰囲気で、一番盛り上がるサビの鼻歌を作って録音します。
- コード進行を真似る:インターネットで「(曲名) コード」と検索し、出てきたコード進行を参考に、自分のメロディーに伴奏をつけてみます。
- Aメロ・Bメロを作る:サビに向かって徐々に盛り上がるように、AメロとBメロのメロディーを追加していきます。
また、学校の音楽の授業で習う楽譜の知識や、吹奏楽部・軽音楽部での楽器演奏の経験は、作曲において大きなアドバンテージになります。もし音楽系の部活動に所属しているなら、仲間と一緒に曲作り(バンドでの作曲)に挑戦してみるのも非常に良い経験になるでしょう。
作曲に役立つ初心者向けアプリ
現代では、パソコンやスマートフォンさえあれば、誰でも手軽に作曲を始められる時代です。特に、初心者向けの作曲アプリは、楽器が弾けなくても、音楽理論が分からなくても、直感的な操作で曲作りを楽しめるように設計されています。
ここでは、初心者の方に特におすすめの無料アプリのタイプをいくつか紹介します。
DAW(Digital Audio Workstation)アプリ
DAWは、録音、編集、ミキシングなど、音楽制作に必要な機能が一つになった統合的なソフトウェア(アプリ)のことです。プロも使用する本格的なものですが、初心者向けに機能を絞った無料アプリも多数存在します。
| アプリ名 | 対応OS | 特徴 |
|---|---|---|
| GarageBand | iOS / macOS | Apple製品に標準搭載。高品質な音源と直感的なインターフェースが魅力で、初心者からのステップアップにも最適。 |
| BandLab | iOS / Android / Web | マルチプラットフォーム対応。世界中のユーザーと共同制作できるソーシャル機能も充実している。 |
| Cakewalk by BandLab | Windows | かつては有料だった高機能DAWが完全無料化。本格的な機能を求めるWindowsユーザーにおすすめ。 |
ループシーケンサー・スケッチアプリ
あらかじめ用意されたリズムやメロディーの素材(ループ素材)をパズルのように組み合わせるだけで、簡単にプロのようなクオリティのトラックを作成できるアプリです。作曲のアイデア出しや、リズムパターンの学習にも役立ちます。
- Music Maker JAM: 多彩なジャンルのループ素材を組み合わせてDJ感覚で曲作りができます。
- Medly: ポップで分かりやすい画面で、タップ操作だけでメロディーを打ち込めます。
アプリ選びに時間をかけすぎない
作曲アプリは非常にたくさんあり、どれを使うか迷ってしまうかもしれません。しかし、ツール選びに時間をかけすぎて、作曲を始められないのが一番もったいないことです。まずはこの記事で紹介したような定番の無料アプリを一つ試してみて、操作に慣れることを優先しましょう。
曲の印象を左右するコード進行
コード進行とは、コード(和音)の流れのことで、曲の骨格や土台となる非常に重要な要素です。メロディーが同じでも、どのようなコード進行に乗せるかによって、曲の雰囲気はガラリと変わります。
幸いなことに、世の中のヒット曲には、多くの人に好まれやすい「定番」のコード進行が存在します。作曲初心者のうちは、これらの定番進行を借りることで、メロディーを乗せるだけで自然で魅力的な曲を作ることが可能です。
J-POPの「王道進行」
日本のポップスで非常によく使われる有名なコード進行に、「王道進行」があります。キーがCメジャーの場合、以下の流れになります。
F → G → Em → Am
この進行は、少し切なくも前向きな印象を与え、Aメロ、Bメロ、サビなど、曲のどの部分でも使いやすい万能さが特徴です。多くの有名曲で使われているため、聴き馴染みがあり、自然な流れを作りやすいのです。(参照:YOASOBI「夜に駆ける」のBメロなど)
定番コード進行を使うメリット
- 曲作りがスムーズになる:ゼロからコード進行を考える必要がなく、メロディー作りに集中できます。
- 破綻のない曲になる:長年使われてきた進行なので、響きが安定しており、不自然な曲になりにくいです。
- コード理論の学習になる:なぜこの進行が心地よいのかを分析することで、自然とコードの役割を学べます。
最初は定番進行をそのまま使って曲を作る練習を重ねてみましょう。慣れてきたら、コードの順番を入れ替えたり、別のコードを挟んでみたりすることで、自分だけのオリジナルな響きを探していくことができますよ。
インターネット上には、他にも「カノン進行」や「小室進行」など、たくさんの定番コード進行が紹介されています。これらをストックしておくと、作曲の幅が大きく広がるでしょう。
最低限必要な作曲の基本知識
ここまで、感覚的に作曲を進める方法を中心に解説してきましたが、いくつか基本的な音楽用語を知っておくと、今後の学習がスムーズになります。ここでは、最低限これだけは押さえておきたいという基本知識を紹介します。
音名(おんめい)
音の高さを示す名前のことです。日本では「ドレミファソラシ」が一般的ですが、コードの名前などで世界的に使われるのは「CDEFGAB」というアルファベット表記です。対応は以下の通りです。
ド=C, レ=D, ミ=E, ファ=F, ソ=G, ラ=A, シ=B
まずはこれを覚えるだけで、コード譜を読むのが楽になります。
音程(おんてい)
2つの音の高さの「距離」のことです。「ド」から「レ」は「2度」、「ド」から「ミ」は「3度」というように数えます。メロディーを作る上で、音程の動きを意識することで、滑らかな流れ(順次進行)や、ダイナミックな動き(跳躍進行)を意図的に作れるようになります。
スケール(音階)
曲の基礎となる、メロディーやコードを作るために使う音をルールに沿って並べたものです。最も基本的なのが「ドレミファソラシ」のメジャースケール(長音階)で、明るい曲調になります。一方、「ラシドレミファソ」のマイナースケール(短音階)は、暗く悲しい曲調で使われることが多いです。曲のキー(調)によって、どのスケールを使うかが決まります。
迷ったらCメジャースケールでOK
初心者のうちは、まずピアノの白鍵だけで構成される「Cメジャースケール(ハ長調)」で作曲を始めるのがおすすめです。難しい黒鍵を使わずに済むため、メロディーやコードの関係性を理解しやすくなります。
これらの用語は、作曲を進めていく中で自然と身についていくものです。最初から完璧に暗記しようとせず、「こんな言葉があるんだな」という程度に覚えておけば十分です。
まとめ:次の作曲の基本ステップへ
この記事では、知識ゼロから作曲を始めるための基本的な考え方や手順、そして知っておくと便利な知識について解説してきました。最後に、今回の内容をリストで振り返ってみましょう。
- 作曲は特別な才能がなくても始められる
- 大切なのは音楽を楽しみ、粘り強く続けること
- 知識ゼロでも鼻歌やアプリを使えば作曲は可能
- 初心者は理論よりもまず曲を完成させる経験が重要
- 音楽はメロディー、ハーモニー、リズムの三大要素で構成される
- 無意識のパクリを避けるには複数の曲を参考にすることが有効
- 作曲手順はメロディーを先に作り、後からコードを探すのが基本
- 中学生は好きな曲を参考にし、サビから作るのがおすすめ
- GarageBandなどの無料アプリは初心者の強い味方
- アプリ選びに時間をかけすぎず、まず触ってみることが大切
- 定番のコード進行を使えば簡単に本格的な曲が作れる
- J-POPではF→G→Em→Amという王道進行が万能
- 音名はCDEFGABで覚えるとコードの理解が早まる
- スケールを意識すると曲の統一感が出せる
- まずはピアノの白鍵だけで作れるCメジャースケールから始めよう
ここで紹介した作曲の基本を足がかりに、ぜひあなただけの音楽制作をスタートさせてください。より詳しい作曲理論や具体的なテクニックについては、さらに専門的な講座で学ぶことで、表現の幅は無限に広がっていきます。



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