快適な楽曲制作環境を整える上で中心となる、DAWデスクとデスクトップPC。
しかし、DTMを始めたばかりの方にとっては、「どんなデスクを選べば良いの?」「作曲に適したパソコンのスペックは?」といった疑問が尽きないものです。
DTMデスクおすすめと検索しても選択肢は多く、88鍵盤や61鍵といったMIDIキーボードのサイズに合うか、スライド棚は必要か、など考慮すべき点は多岐にわたります。
また、おしゃれな空間を作りたいけれど、できるだけ安いDTMデスクを探したいという思いもあるでしょう。IKEAやニトリの製品で代用できるのか、というのも気になるところです。
さらに、DTMに最適なPCは何か、DTMで自作PCを作るにはいくら必要か、そして2025年版の無料のDAWソフトには何があるのか、といったPC関連の悩みも大きいのではないでしょうか。
この記事では、そんなDAWデスクとデスクトップPCに関するあらゆる疑問を解消し、あなたにとって最高の音楽制作環境を構築するための知識と具体的な方法を、分かりやすく解説していきます。
- 最適なDTMデスクの具体的な選び方
- 主要キーボードサイズに対応するデスクの条件
- 目的と予算に応じたDTM用デスクトップPCのスペック
- 制作環境を快適にするデスク周りのアイディア
daw デスクとデスクトップPC選びの基本
- DTMデスクおすすめモデルの選び方
- dtmデスクのスライド機能の利便性
- 88鍵盤や61鍵対応のdtmデスク
- dtmデスクをおしゃれに見せるコツ
- 安いdtmデスクを賢く探す方法
- dtmデスクはニトリでも購入できる?
- DTMデスクはIKEAにもあるのか
DTMデスクおすすめモデルの選び方
DTMデスクを選ぶ上で最も重要なのは、「あなたの制作スタイルと設置環境に合っているか」という点です。使用する機材の量や部屋の広さによって、最適なデスクの形状やサイズは大きく異なります。まずは基本となる3つのポイントを確認しましょう。
1. 天板のサイズ(幅と奥行き)
デスクの作業スペースを決定する最も重要な要素です。MIDIキーボードやPCモニター、オーディオインターフェース、モニタースピーカーなど、自分が置きたい機材をすべて並べられるかを確認する必要があります。
幅の目安:メインのMIDIキーボードの幅にプラスして、最低でも20cm〜30cmの余裕があると、マウス操作や小物の設置に困りません。
奥行きの目安:PCモニターとMIDIキーボードを前後に置く場合、最低でも60cm、快適な作業距離を確保するなら70cm以上がおすすめです。
奥行きに余裕があれば、顔がモニターに近くなりすぎるのを防ぎ、長時間の作業でも身体への負担を軽減できます。
2. ラックマウントスペースの有無
オーディオインターフェースやマイクプリアンプ、コンプレッサーなどのアウトボード機材(ラック機材)を使用する方は、ラックマウントスペースがあるデスクが非常に便利です。机の上がすっきりと片付き、スタジオのような機能的な環境を構築できます。
ラック機材の奥行きに注意
ラックマウントスペースがあるデスクを選ぶ際は、収納したい機材の奥行きを確認することが重要です。特に電源ユニットなどは奥行きが長いモデルもあり、デスクの背面から飛び出してしまう可能性があります。壁との間に十分なスペースを確保できるか、事前に確認しましょう。
3. 全体の耐荷重
DTM機材は、意外と重量があります。特に大型のモニタースピーカーや多数のラック機材を設置する場合、デスクの耐荷重は必ずチェックしてください。耐荷重が不足していると、デスクのたわみや破損の原因となり、高価な機材を危険に晒すことになります。
これらのポイントを踏まえ、代表的なDTMデスクブランドとしては、プロミュージシャンにも愛用されるProStyleや、デザイン性と機能性を両立したGlorious、国内楽器店オリジナルのモデルなどが挙げられます。自分の機材量と予算に合わせて、最適な一台を見つけましょう。
dtmデスクのスライド機能の利便性
DTMデスクの多くに採用されているスライド(スライダー)機能は、特にスペースが限られている環境で大きなメリットを発揮します。これは主にMIDIキーボードを設置するための引き出し式の棚で、作業効率とスペース効率を劇的に向上させる便利な機能です。
最大の利点は、MIDIキーボードを使わない時にデスク下に収納できることです。これにより、天板を広々と使うことができ、普段使いのPCデスクや、楽譜を広げたり書き物をしたりするスペースとして活用できます。
音楽制作を始めたい時にサッとキーボードを引き出すだけで、すぐに制作モードに入れる手軽さは、創作意欲を維持する上でも非常に有効です。キーボードを毎回設置したり片付けたりする手間がなくなるだけで、音楽制作のハードルがぐっと下がります。
スライド機能付きデスクを選ぶ際のチェックポイント
- サイズ(幅・奥行き):使用しているMIDIキーボードが収まるか。特に奥行きと高さは要確認です。
- 耐荷重:キーボードの重量に耐えられるか。演奏時の打鍵による負荷も考慮しましょう。
- 高さ調整:モデルによっては高さを調整できるものもあります。自分の演奏しやすい高さに設定できるか確認すると、より快適です。
ただ、いくつか注意点もあります。スライドを引き出すためのスペースが椅子の前に必要になることや、構造上、天板に直接置くよりも安定性がわずかに劣る可能性があることです。また、スライドがある分、膝上のスペースが少し窮屈に感じる場合もあります。これらのデメリットも理解した上で、自分の環境にとってメリットが大きいかを判断することが大切です。
88鍵盤や61鍵対応のdtmデスク
使用するMIDIキーボードのサイズは、DTMデスク選びにおける最も重要な制約条件の一つです。特に鍵盤数の多い88鍵盤や61鍵盤のモデルはサイズが大きいため、対応できるデスクを慎重に選ぶ必要があります。
| 鍵盤数 | 一般的なキーボードの幅 | 推奨されるデスクの天板幅 |
|---|---|---|
| 88鍵盤 | 約125cm 〜 140cm | 140cm以上(できれば150cm〜160cm) |
| 61鍵盤 | 約90cm 〜 105cm | 120cm以上 |
| 49鍵盤 | 約70cm 〜 85cm | 100cm以上 |
上の表はあくまで目安です。なぜなら、キーボード本体の幅ぴったりでは、左右のケーブル(USB、サスティンペダルなど)の取り回しや、マウスを操作するスペースがなくなってしまうからです。
88鍵盤のキーボードを置く場合、デスクの選択肢はかなり限られます。スライド棚に88鍵盤モデルを収納できるデスクは非常に稀で高価なことが多いため、基本的には天板の上に直接設置することを考えるのが現実的です。この場合、天板の幅は最低でも140cm、モニタースピーカーも置くなら160cm以上あると安心でしょう。
61鍵盤のキーボードは、DTMユーザーにとって最も一般的なサイズの一つです。幅120cm以上のデスクであれば、キーボードの横にオーディオインターフェースやコントローラーなどを置くスペースも確保しやすいです。このサイズになると、スライド棚に対応したDTMデスクの選択肢も増えてきます。
L字デスクも有効な選択肢
もし部屋の角にスペースがあるなら、L字デスクも非常に有効です。片方の天板にキーボードを、もう片方の天板にPCやその他の機材を配置することで、広々とした作業領域を確保できます。体の向きを変えるだけで作業を切り替えられるため、効率も上がります。
dtmデスクをおしゃれに見せるコツ
DTM機材は黒やシルバーといった無機質な色のものが多く、「どうしてもデスク周りがおしゃれにならない」と悩む方も少なくありません。しかし、いくつかのポイントを押さえることで、機能性を損なわずに、自分だけの個性的でおしゃれな制作空間を作ることが可能です。
1. デスク本体と周辺アイテムの色を統一する
最も簡単で効果的な方法が、色の統一です。機材の色が変えられないなら、それ以外の部分の色を揃えましょう。
- デスクの色:ナチュラルな木目調や、部屋を明るく見せるホワイトを選ぶと、圧迫感が和らぎます。
- デスクマット:天板全体に大型のデスクマットを敷くだけで、デスクの印象は大きく変わります。ピンクやミントグリーンなど、自分の好きな色を取り入れてみましょう。
- 周辺機器:マウスやキーボード、モニターアームなどをデスクマットの色と合わせると、一気に統一感が生まれます。
2. 配線を徹底的に隠す
どんなにおしゃれなアイテムを揃えても、ケーブルがごちゃごちゃしていると一気に生活感が出てしまいます。ケーブルマネジメントは、おしゃれなデスクを作る上で必須の作業です。
ケーブル整理のアイディア
- ケーブルトレー:デスクの天板裏に取り付け、電源タップやACアダプターを収納します。
- ケーブルスリーブ:複数のケーブルを一本にまとめることで、見た目をすっきりさせます。
- 結束バンド・マジックテープ:ケーブルを束ねて、デスクの脚や天板裏に固定します。
多くのDTMデスクには、ケーブルを通すための配線穴が設けられています。これらをうまく活用して、床やデスクの上に見えるケーブルを極力なくすことを目指しましょう。
3. 「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける
お気に入りのエフェクターやシンセサイザーはデスクの上に並べて「見せる収納」に。逆に、雑多に見えがちなラック機材の裏側や配線部分は、ラック用のブランクパネルを使って「隠す収納」にすると、デスク全体が洗練された印象になります。
ブランクパネルに好きなステッカーを貼ったり、デザインシートを貼ったりしてカスタマイズするのも楽しいですよ。一番目に入るところが華やかになると、制作のモチベーションも上がります!
安いdtmデスクを賢く探す方法
「DTMデスクは欲しいけど、高価で手が出ない…」と感じる方は多いでしょう。専用のDTMデスクは機能性が高い分、価格も数万円から十数万円と高額になりがちです。しかし、少し視野を広げることで、予算を抑えつつ機能的なデスク環境を構築する方法があります。
その最も賢い方法が、「DTM専用」という枠にこだわらず、一般的なPCデスクやゲーミングデスクから探すことです。以下の3つの条件をクリアしていれば、安価なデスクでも十分にDTM用途で活躍します。
安価なデスクを選ぶ際の3つの必須条件
- 十分な天板サイズ(幅と奥行き):前述の通り、自分の機材が全て置けるサイズは最低限確保しましょう。幅120cm×奥行き60cmが一つの目安になります。
- 高い耐荷重:複数のモニターや重いモニタースピーカーを置くことを想定し、天板の耐荷重が最低でも40kg以上、できれば50kg以上あるモデルを選ぶと安心です。
- 構造の安定性:フレームがしっかりしており、揺れに強い構造であること。特に、演奏の振動でモニターが揺れるようなデスクは避けたいところです。レビューなどを参考に、安定性を確認しましょう。
例えば、サンワサプライやアイリスオーヤマ、山善(YAMAZEN)といったメーカーのオフィス向けPCデスクや、頑丈な作りのゲーミングデスクは、上記の条件を満たすモデルが1万円台から見つかることもあります。
汎用デスク利用時の注意点
汎用デスクには、DTMデスク特有のモニタースピーカー用の台座やキーボードスライダー、ラックマウントスペースがありません。これらの機能が必要な場合は、別途モニタースタンドやクランプ式のキーボードトレイを追加で購入する必要があります。トータルのコストを計算した上で、DTM専用デスクと比較検討することが重要です。
また、リサイクルショップやフリマアプリで中古のDTMデスクを探すのも一つの手です。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
dtmデスクはニトリでも購入できる?
「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリですが、残念ながらDTM専用として販売されているデスクはありません。しかし、前述の「安いDTMデスクを賢く探す方法」で解説した通り、条件を満たす汎用デスクをニトリで見つけることは十分に可能です。
ニトリでDTM用途のデスクを探す場合、特にチェックしたいのが「ゲーミングデスク」と「L字デスク」のカテゴリーです。
ニトリのゲーミングデスク
ゲーミングデスクは、複数のモニターを設置することを想定しているため、天板が広く、頑丈な作りのモデルが多いのが特徴です。また、ヘッドホンフックやドリンクホルダー、ケーブルマネジメント機能が充実していることも多く、DTM環境にも応用できます。
ニトリのL字デスク
L字デスクは、作業スペースを大幅に拡張できるため、DTMのように多くの機材を扱う作業に非常に適しています。メインの作業スペースと、シンセサイザーやDJ機器などを置くサブスペースを分けるといった使い方ができます。
ニトリ製品を選ぶ際の注意点
ニトリのデスクを選ぶ際は、必ず公式サイトや店頭で「天板のサイズ(幅・奥行き)」と「耐荷重」を確認してください。デザインだけで選んでしまうと、いざ機材を置いたときにスペースが足りなかったり、デスクが不安定になったりする可能性があります。特にモニタースピーカーのような重量物を置く場合は、耐荷重に十分な余裕があるモデルを選びましょう。
結論として、ニトリに「DTMデスク」そのものはありませんが、工夫次第でDTM環境に適したデスクを見つけることはできます。価格を抑えたい方にとっては、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
DTMデスクはIKEAにもあるのか
スウェーデン発の家具メーカーIKEAにも、「DTMデスク」として特化して販売されている製品はありません。しかし、IKEAの最大の魅力は、そのモジュール性の高さにあります。つまり、様々なパーツを自由に組み合わせて、自分だけのオリジナルデスクを「自作」できるのです。このスタイルが、世界中のDTMユーザーから絶大な支持を得ています。
IKEAでDTMデスクを構築する上で、定番となっている組み合わせがいくつか存在します。
IKEAで作るDTMデスクの定番レシピ
- 天板:キッチン用のワークトップである「KARLBY(カールビー)」や「SÄLJAN(セルイェーン)」が人気です。木材の質感が高く、奥行きも約63.5cmとDTMに最適なサイズです。
- 脚:シンプルな昇降式の脚「BEKANT(ベカント)」や、固定式の「ADILS(アディルス)」などがよく使われます。
- 収納ユニット(脚代わり):デスクの片側または両側の脚の代わりに、引き出しユニットの「ALEX(アレクス)」を設置するのが定番中の定番です。収納力を確保しつつ、デスクを支える土台にもなります。
この「天板+ALEX」の組み合わせは、十分な作業スペースと収納力を両立でき、見た目もおしゃれなため、海外のYouTubeやPinterestで「Desk Setup」と検索すると、数多くの作例を見つけることができます。
まさに自分だけのワークステーションをデザインできるのが、IKEAデスクの最大の魅力ですね。パーツを一つずつ選ぶ楽しみがあり、愛着の湧く制作環境が作れますよ!
IKEAでデスクを組む際の注意点
パーツを個別に購入するため、当然ながら自分で組み立てる必要があります。また、天板と脚を固定する際は、電動ドリルドライバーがあると作業がスムーズです。天板が非常に重いモデルもあるため、組み立ては二人以上で行うことをお勧めします。
daw デスクに置くデスクトップPCの知識
- 作曲に適したパソコンとDTMに最適なPC
- DTMで自作PCを作るにはいくら必要か
- 無料のDAWソフト2025年版は?
- 理想のdaw デスク デスクトップ環境を整えよう
作曲に適したパソコンとDTMに最適なPC
快適なDTM環境の心臓部となるのが、デスクトップPCです。作曲に適したパソコン、DTMに最適なPCと言うと難しく聞こえるかもしれませんが、押さえるべきポイントは主に「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つです。
CPU:処理能力の要
CPUは、パソコンの頭脳に当たるパーツです。DTMでは、多数の音源(VIRTUAL INSTRUMENT)やエフェクト(プラグイン)を同時に動かすため、CPUの処理能力が最も重要になります。CPU性能が低いと、音飛びやノイズ、DAWのフリーズといった問題が発生し、制作のストレスに直結します。
- 推奨スペック:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 以上
- 快適なスペック:Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上
- プロレベル:Intel Core i9 / AMD Ryzen 9
メモリ(RAM):作業机の広さ
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に置いておくための作業スペースです。特に、高品位なオーケストラ音源やサンプラーなど、大容量のサンプルを読み込む音源は大量のメモリを消費します。メモリが不足すると、音源の読み込みに時間がかかったり、動作が不安定になったりします。
- 最低限:16GB
- 推奨:32GB
- 大規模な編成を扱う場合:64GB以上
ストレージ:データ倉庫の速さと広さ
ストレージは、OSやDAWソフト、音源ライブラリ、プロジェクトファイルなどを保存しておく場所です。ストレージには、HDDとSSDの2種類がありますが、DTMでは読み書き速度が圧倒的に速いSSDが必須です。
おすすめのストレージ構成
Cドライブ(OS・ソフト用):高速なNVMe M.2 SSD (500GB以上)
Dドライブ(音源・プロジェクト用):大容量のSATA SSD (1TB以上)
このように用途でドライブを分けることで、システムの安定性とデータ管理のしやすさが向上します。
| レベル | CPU | メモリ | ストレージ | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| エントリー | Core i5 / Ryzen 5 | 16GB | SSD 1TB | ボーカル録音、シンプルな打ち込み |
| ミドル | Core i7 / Ryzen 7 | 32GB | NVMe SSD 1TB + SSD 2TB | 多トラックの楽曲制作、基本的な映像編集 |
| ハイエンド | Core i9 / Ryzen 9 | 64GB以上 | NVMe SSD 2TB以上 ×複数 | プロレベルのミキシング、大規模なオーケストラ編成 |
グラフィックボードは必要?
DTM用途がメインであれば、高価なグラフィックボードは基本的に不要です。CPU内蔵のグラフィックス機能で十分な場合が多いです。その分の予算をCPUやメモリ、ストレージに回す方が、DTMのパフォーマンスは向上します。ただし、動画編集も行う場合は、別途グラフィックボードの搭載を検討しましょう。
DTMで自作PCを作るにはいくら必要か
DTM用のPCを自作する場合、その費用は選ぶパーツのグレードによって大きく変動します。市販のPCよりもコストを抑えつつ、自分に必要なスペックを追求できるのが自作の魅力です。
結論から言うと、DTMを快適に行うための自作PCは、最低でも15万円程度からが目安となります。より本格的な制作環境を求めるなら、25万円〜40万円以上の予算を見ておくと良いでしょう。
予算別に見る自作PCの構成例
- 予算15万円コース(エントリー):
- CPU: Intel Core i5 / AMD Ryzen 5
- メモリ: 16GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB
- 用途: 比較的トラック数の少ない楽曲制作や、ボーカル録音がメインの方に。
- 予算25万円コース(ミドル・推奨):
- CPU: Intel Core i7 / AMD Ryzen 7
- メモリ: 32GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB + SATA SSD 2TB
- 用途: ほとんどのDTM作業をストレスなくこなせる、最もコストパフォーマンスに優れた構成です。
- 予算40万円以上コース(ハイエンド):
- CPU: Intel Core i9 / AMD Ryzen 9
- メモリ: 64GB以上
- ストレージ: 高速NVMe SSDを複数搭載
- 用途: 数百トラックに及ぶ大規模プロジェクトや、プロのミキシングエンジニア、劇伴作曲家向けの構成です。
OSやモニターなどの費用は別途必要
上記の予算は、あくまでPC本体のパーツ代のみの目安です。これに加えて、WindowsなどのOS代(約1.5万円〜)、PCモニター、キーボード、マウスなどの周辺機器の費用が別途必要になりますのでご注意ください。
自作に自信がない、あるいは時間がないという方には、BTO(Build to Order)パソコンという選択肢も非常におすすめです。ドスパラの「GALLERIA」や、パソコン工房の「SENSE∞」など、クリエイター向けのモデルを販売しているメーカーに相談すれば、予算と用途に合わせて最適な構成を提案してくれます。保証やサポートも充実しているため、初心者の方でも安心です。
無料のDAWソフト2025年版は?
DAW(Digital Audio Workstation)ソフトは音楽制作の中核を担いますが、高機能なものは数万円と高価です。しかし、現在では無料で使えるDAWソフトにも、驚くほど高機能で実用的なものが数多く存在します。2025年現在、特におすすめの無料DAWソフトをいくつかご紹介します。
| ソフト名 | 開発元 | 特徴 | 対応OS |
|---|---|---|---|
| Cakewalk by BandLab | BandLab | 機能制限なしの完全無料。かつての有料DAW「SONAR」がベースで非常に高機能。 | Windows |
| Studio One Prime | PreSonus | 人気のDAW「Studio One」の無料版。直感的な操作性が魅力。サードパーティ製プラグインが使えない制限あり。 | Win/Mac |
| GarageBand | Apple | Macユーザーなら誰でも無料。初心者でも扱いやすく、付属音源やループ素材が豊富。 | Mac |
| Pro Tools Intro | Avid | 業界標準DAW「Pro Tools」の無料版。プロの現場と同じ操作感を体験できる。トラック数などに制限あり。 | Win/Mac |
どの無料DAWを選ぶべきか?
もしあなたがWindowsユーザーで、最初から機能に妥協したくないのであれば、Cakewalk by BandLabが最も有力な選択肢です。これが無料というのは驚異的と言えるほどの性能を持っています。
Macユーザーであれば、まずはGarageBandから始めるのが定番です。操作も簡単で、上位版であるLogic Pro Xへのステップアップもスムーズに行えます。
Studio One PrimeやPro Tools Introは、将来的に有料の上位版へ移行することを見据えて、その操作に慣れておきたいという方におすすめです。 まずはこれらの無料DAWをいくつか試してみて、自分の感覚に合ったものを見つけるのが良いでしょう。基本的な操作方法はどのDAWも似ているため、一つを覚えれば他のソフトへの応用も効きます。
理想のdaw デスク デスクトップ環境を整えよう
この記事では、理想のDAWデスクとデスクトップPC環境を構築するための様々な情報をご紹介しました。最後に、重要なポイントをリスト形式で振り返りましょう。
- DTMデスク選びは使用機材と部屋のサイズを基に考える
- 天板の幅と奥行きは作業効率に直結する最重要項目
- 88鍵盤キーボードには幅140cm以上のデスクが推奨される
- 61鍵盤なら幅120cm以上のデスクで快適な環境が作れる
- スライド棚は省スペース化と作業効率向上に大きく貢献する
- DTM専用品以外にPCデスクやゲーミングデスクも選択肢になる
- ニトリやIKEAの製品を工夫して安く環境を構築することも可能
- IKEAのパーツ組み合わせは自由度とデザイン性が高い
- おしゃれなデスクは色味の統一とケーブル管理が鍵
- DTM用PCで最も重要なのはCPU性能、メモリ容量、ストレージ速度
- CPUはCore i7/Ryzen 7以上、メモリは32GB以上が快適な目安
- ストレージはOS用とデータ用に高速なSSDを分けるのがおすすめ
- DTM用途では高価なグラフィックボードは必須ではない
- 自作PCなら15万円から、BTOなら20万円程度からが目安
- 2025年現在でも高機能な無料DAWソフトは豊富に存在する



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