「作曲してみたいけど、何から始めたらいいかわからない」と感じていませんか?作曲したいという気持ちを持つ初心者がまず知りたい、作曲をする具体的な手順や、独学で学ぶなら何から始めればいいですか?という疑問に答えます。
この記事では、作曲初心者にありがちなことや、作曲家はどんな人が向いているかといった素朴な疑問から、作曲初心者向けのアプリや本、DTMといったツールを使った作曲のやり方まで、幅広く解説します。
中学生でも理解できる内容から、dtm作曲をなめるなと言われる理由、dtm初心者で何もわからない状態を乗り越える方法、そして作曲初心者にとって重要なコード進行の知識まで、あなたの「曲を作りたい」という思いを形にするための情報を網羅しました。
この記事でわかること
- 作曲初心者がまず何から始めるべきかがわかる
- 独学での作曲に必要な知識やツールがわかる
- DTMを使った作曲の具体的な進め方がわかる
- 作曲で挫折しないためのポイントがわかる
作曲初心者は何から始める?最初の5つの疑問
この章で解説すること
- 「作曲したい」初心者の第一歩
- 作曲家はどんな人が向いていますか?
- 初心者が作曲をする基本的な手順
- 作曲のやり方は中学生でもわかる?
- 作曲初心者にありがちな挫折ポイント
「作曲したい」初心者の第一歩

「自分だけのオリジナル曲を作ってみたい」という気持ちさえあれば、作曲の第一歩は誰でも踏み出せます。かつては専門的な知識や高価な機材が必要でしたが、現在はパソコンやスマートフォンさえあれば、誰でも自宅で作曲に挑戦できる時代です。
もちろん、作曲はクリエイティブな作業なので、誰もが簡単にできるわけではありません。しかし、最初から完璧な曲を目指す必要はないのです。まずは頭に浮かんだメロディを鼻歌で録音してみる、無料の作曲アプリを触ってみるなど、遊び感覚で音を組み立てる楽しさを体験することから始めましょう。
大切なのは、「まず1曲、どんな形でもいいから完成させてみる」という目標を持つことです。この小さな成功体験が、次の曲作りへの大きなモチベーションに繋がります。
作曲家はどんな人が向いていますか?

作曲家と聞くと、絶対音感があったり、幼少期からピアノを習っていたりといった特別な才能が必要だと思われがちですが、実際はそれだけではありません。作曲家に向いている人には、以下のような共通点があります。
作曲家に向いている人の特徴
- 音楽を聴くのが好きで、探究心がある人: 好きな曲の構造を「なぜこのメロディは心地いいんだろう?」と分析するのが好きな人は、作曲のセンスを伸ばしやすいです。
- アイデアを形にするのが好きな人: 音楽に限らず、物語を考えたり絵を描いたり、何かを創造することが好きな人は、作曲のプロセスも楽しめます。
- 粘り強く、地道な作業が苦にならない人: 1曲を完成させるには、何度もメロディやコードを試行錯誤する地道な作業が必要です。
- 新しいことを学ぶ意欲がある人: 音楽理論や新しいツールの使い方など、常に知識をアップデートしていく姿勢が大切です。
意外かもしれませんが、楽器が全く弾けなくても作曲家になることは可能です。近年のDAW(作曲ソフト)は非常に高性能で、マウス操作だけでもクオリティの高い楽曲を制作できます。最も重要なのは、音楽に対する情熱と「作りたい」という強い気持ちです。
初心者が作曲をする基本的な手順
作曲には決まった「正解」の順番はありませんが、初心者が取り組みやすい代表的な2つのパターンがあります。それが「メロディから作る方法(メロ先)」と「コード進行から作る方法(コード先)」です。
メロディから作る方法(メロ先)
頭に浮かんだメロディを元に、後から伴奏(コード)やリズムを付けていく方法です。歌のメロディが重視されるポップスなどに向いており、直感的に作曲を進められるのがメリットです。
- 思いついたメロディを録音する(鼻歌でOK)
- メロディに合うキー(調)を見つける
- キーに沿ってコード(伴奏)を付ける
コード進行から作る方法(コード先)
まず楽曲の土台となるコード進行を決めて、その響きに合わせてメロディを乗せていく方法です。楽曲全体の雰囲気をコントロールしやすく、ロックやジャズなど多くのジャンルで使われます。
- 曲のキー(調)を決める(初心者はハ長調/Cメジャーがおすすめ)
- キーに合ったコード進行を作る
- コード進行を鳴らしながらメロディを作る
どちらの方法が良いということはありません。まずは両方試してみて、自分がやりやすいと感じるアプローチを見つけるのが良いでしょう。また、好きなアーティストの曲をコピー(耳コピや楽譜を元に演奏)してみるのも、曲の構造を体感的に理解する上で非常に効果的な練習になります。
作曲のやり方は中学生でもわかる?

結論から言うと、作曲の基本的なやり方は中学生でも十分に理解し、実践できます。特に現代は、スマートフォンやタブレットで使える作曲アプリが充実しており、楽器経験がなくても直感的な操作で曲作りを楽しめる環境が整っています。
例えば、Apple製品に標準でインストールされている「GarageBand(ガレージバンド)」は、無料で使えるにもかかわらず、プロの音楽制作にも使われるほど高機能なアプリです。様々な楽器の音源が内蔵されており、画面をタップするだけでドラムのリズムを組んだり、コードを鳴らしたりできます。
また、自分で歌わなくても曲を発表できる「ボーカロイド(ボカロ)」に興味がある中学生も多いでしょう。作曲ができるようになれば、自分で作ったオケ(伴奏)にメロディと歌詞を入力して、ボカロ曲を制作することも夢ではありません。まずは簡単なコード進行(例えばC→G→Am→Fなど)を繰り返し鳴らし、その上で自由にメロディを歌ってみることから始めるのがおすすめです。
作曲初心者にありがちな挫折ポイント
多くの人が「作曲をやってみたい」と思いながらも、途中で挫折してしまいます。その気持ちは非常によくわかります。あらかじめ初心者が陥りやすい失敗パターンを知っておくことで、対策を立てることができます。
作曲初心者の3大挫折パターン
- 準備段階で挫折する: 「作曲ソフト(DAW)をパソコンに入れるのが面倒」「どんな機材を揃えたらいいかわからない」など、始める前の準備段階で力尽きてしまうパターンです。「明日やろう」が永遠に来なくなってしまいます。
- 作ってみて挫損する: いざ作ってはみたものの、「イメージ通りにいかない」「プロの曲と比べてしまい落ち込む」など、理想と現実のギャップに心が折れてしまうパターンです。
- 音楽理論の勉強で挫折する: 「やっぱり理論が必要だ」と意気込んで分厚い本を買い、音符の種類や五線譜のルールから勉強を始めてしまい、作曲にたどり着く前に飽きてしまうパターンです。
これらの挫折を防ぐためには、「小さく始めること」と「完璧を求めないこと」が何よりも重要です。最初から高価な機材を揃える必要はありませんし、音楽理論も作曲に直接役立つ部分から学べば問題ありません。まずは1コーラスだけでも完成させることを目標に、楽しみながら進めていきましょう。
わかります…!私も最初は音楽理論書を1ページ目から読んで挫折しかけました。でも、実はJ-POPのヒット曲の多くは、限られた種類のコード進行を組み合わせて作られているんです。まずはその「おいしい部分」からつまみ食いするのが、挫折しないコツですよ。
作曲初心者が何から学ぶか具体的な方法
この章で解説すること
- 作曲初心者向けの本で独学!何から始めればいい?
- 作曲初心者が覚えるべきコード進行
- 作曲初心者が気軽に試せるアプリ
- 作曲初心者DTM|何もわからない時の始め方
- 注意!dtm作曲をなめるなと言われる理由
- 作曲初心者は何から始めるべきか【結論】
作曲初心者向けの本で独学!何から始めればいい?

作曲を独学で学ぶ上で、本は非常に心強い味方になります。自分のペースで学習を進められ、体系的に知識をインプットできるのが大きなメリットです。では、独学を始める際、何から手をつければ良いのでしょうか。
まず、作曲初心者向けの本を選ぶ際は、専門用語が少なく、図やイラストが豊富なものを選びましょう。特にコード理論や音楽理論を解説した本は内容が難しくなりがちなので、「超入門」「マンガでわかる」といったタイトルのものから手に取るのがおすすめです。
独学で学ぶなら、いきなり難しい音楽理論の全てを網羅しようとするのではなく、「作曲の実践に直接役立つ知識」から学ぶのが挫折しない秘訣です。具体的には、以下のような内容が解説されている本から始めると良いでしょう。
独学で最初に学ぶべきこと
- コード理論の基礎: 特に「ダイアトニックコード」に関する知識は、伴奏作りの根幹となります。
- 定番のコード進行: J-POPなどでよく使われる「王道進行」や「カノン進行」を知るだけで、曲作りの幅が格段に広がります。
- DAWソフトの基本的な使い方: DTMを始めるなら、選んだソフトの入門書を一冊持っておくと安心です。
逆に、音符の細かい種類や複雑な和声学などは、必要になったタイミングで学べば十分です。まずは「曲を完成させるために必要な知識」に絞ってインプットすることを意識しましょう。
作曲初心者が覚えるべきコード進行

メロディを引き立て、曲の雰囲気を作り出す上で欠かせないのが「コード進行」です。無数に存在するコードの組み合わせに戸惑うかもしれませんが、初心者はまず「ダイアトニックコード」という基本の7つのコードを覚えることから始めましょう。
ダイアトニックコードとは、曲のキー(調)に基づいて作られる、いわば「そのキーで使えるコードの基本セット」です。例えば、最も基本的なキーである「Cメジャー(ハ長調)」のダイアトニックコードは以下の7つです。
| C | Dm | Em | F | G | Am | Bdim |
|---|
作曲初心者は、まずこの7つのコードを自由に並べ替えるだけでも、それらしい曲を作ることが可能です。さらに、ヒット曲で多用される「定番のコード進行」をいくつか知っておくと、作曲がさらにスムーズになります。
J-POPの定番!王道コード進行
数多くのヒット曲で使われている、非常にキャッチーで使いやすいコード進行です。4つのコードを繰り返すだけで、Aメロからサビまで作れてしまいます。
| 4番目 | 5番目 | 3番目 | 6番目 |
|---|---|---|---|
| F | G | Em | Am |
(例:F → G → Em → Am)
この進行は、明るさ、切なさ、高揚感をバランス良く表現できるため、非常に人気があります。まずはこの進行を楽器やアプリで鳴らしながら、自由にメロディを口ずさんでみましょう。
作曲初心者が気軽に試せるアプリ
「いきなりパソコンで本格的なソフトを使うのはハードルが高い」と感じる作曲初心者の方には、スマートフォンやタブレットで使える作曲アプリが最適です。アプリの最大のメリットは、いつでもどこでも、思いついた時にすぐ曲作りを始められる手軽さにあります。
多くのアプリは直感的な操作性を重視して設計されており、楽器経験や音楽理論の知識がなくても、画面をタッチしていくだけで感覚的に曲を制作できます。
| アプリ名 | 対応OS | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| GarageBand | iOS/macOS | 無料 | Apple製品に標準搭載。無料とは思えない高機能さで、初心者からプロまで幅広く利用されている。 |
| BandLab | iOS/Android/Web | 無料 | 作曲機能に加え、SNS機能も搭載。世界中のユーザーと共同で楽曲制作ができるのが魅力。 |
| Cubasis LE | iOS/Android | 無料(機能制限あり) | プロ向けDAW「Cubase」のモバイル版。本格的な音楽制作の第一歩として最適。 |
アプリの注意点
手軽な一方で、アプリでの作曲には限界もあります。パソコン用の本格的なDAWソフトに比べると、音質のカスタマイズ性や、使える音源・エフェクトの種類には限りがあります。しかし、作曲のアイデアを書き留めたり、基本的な曲の構造を学んだりするには十分すぎる機能を持っています。まずは無料アプリから試してみて、物足りなさを感じたらパソコンでのDTMにステップアップするのが良いでしょう。
作曲初心者DTM|何もわからない時の始め方
DTM(Desktop Music)とは、パソコンを使って音楽を制作することです。作曲初心者で、DTMについて何もわからないという方も、心配はいりません。DTMは、楽器が弾けない人のための作曲ツールであり、楽器が弾ける人にとっても非常に強力な制作ツールになります。
何もわからない状態からDTMを始めるための、最初のステップをご紹介します。
DTMを始める3ステップ
- DAW(作曲ソフト)を手に入れる: DTMの核となるのがDAWソフトです。まずは前述の「GarageBand」や、無料で始められる「Cakewalk by BandLab」などを試してみましょう。有料ソフトには機能制限を解放した無料体験版があることが多いので、それを利用するのも手です。
- 最低限必要な機材を揃える: 最初は高価な機材は不要です。基本的には「パソコン」と「ヘッドホン(またはスピーカー)」があればDTMは始められます。音にこだわりたくなったら、後からオーディオインターフェースやMIDIキーボードを買い足していきましょう。
- 簡単なフレーズを打ち込んでみる: DAWを起動したら、まずはドラムの音源を選んで「ドン・タン・ドン・タン」と基本的なリズムを打ち込んでみましょう。次に、ピアノの音源で簡単なコードを鳴らしてみる。この「音を並べて音楽を組み立てる」感覚に慣れることが、DTM上達の第一歩です。
注意!dtm作曲をなめるなと言われる理由

「DTMなら誰でも簡単にプロみたいな曲が作れる」というイメージがあるかもしれませんが、一方で「dtm作曲をなめるな」という厳しい意見も耳にします。これは一体なぜなのでしょうか。
この言葉の裏には、「手軽に始められること」と「クオリティの高い作品を完成させること」の間には大きな壁がある、という現実が隠されています。
確かに、DTMは作曲のハードルを劇的に下げました。しかし、リスナーを感動させるような楽曲を制作するためには、作曲の知識以外にも様々なスキルが求められます。
「DTM作曲」の奥深さと難しさ
- アレンジ(編曲)の知識: メロディとコードだけの状態から、ドラムやベース、ストリングスなど様々な楽器を加えて曲を華やかに仕上げるスキルです。
- ミックス・マスタリングの技術: 各楽器の音量バランスを調整し、音質や音圧を整えて、リスナーが聴きやすい最終的な音源に仕上げる非常に専門的な工程です。
- DAWソフトの操作習熟: 高機能なDAWソフトには膨大な機能があり、それらを使いこなすには相応の学習時間が必要です。
そうなんです。「DTMをなめるな」というのは、決して初心者を脅かす言葉ではありません。「作曲はゴールではなく、素晴らしい音楽制作という長い旅の始まりなんだ」という、先人たちからの愛のあるメッセージだと私は捉えています。一つ一つの工程を楽しみながら、少しずつ学んでいきましょう!
だからと言って、最初からこれら全てを完璧にこなす必要はありません。まずは曲を完成させることを楽しみ、少しずつアレンジやミックスにも挑戦していく、という姿勢が大切です。
作曲初心者は何から始めるべきか【結論】

この記事では、作曲初心者が抱える「何から始めるべきか」という疑問について、様々な角度から解説してきました。最後に、本記事の要点をまとめます。
- 作曲は特別な才能がなくても「作りたい」という気持ちがあれば始められる
- まずはスマホアプリや無料のDAWを使い遊び感覚で音を組み立ててみる
- 1曲をどんな形でも良いので完成させる成功体験が重要
- 作曲家に向いているのは音楽への探究心や創造力、粘り強さがある人
- 楽器が弾けなくてもDTMを使えば作曲は可能
- 作曲の基本手順にはメロディから作る「メロ先」とコードから作る「コード先」がある
- 好きな曲をコピーするのも曲の構造を学ぶ上で効果的
- 中学生でもGarageBandなどのアプリを使えば直感的に作曲できる
- 挫折しないためには最初から完璧を求めず小さく始めることが大切
- 独学で本を選ぶ際は図解が多く専門用語が少ない入門書から
- 音楽理論は作曲に直接役立つ「ダイアトニックコード」などから学ぶ
- J-POPで多用される「王道進行」などを覚えると作曲の幅が広がる
- DTMはパソコンとヘッドホンがあれば最低限始められる
- DTMでプロ品質を目指すにはアレンジやミックスなど作曲以外のスキルも必要
- 様々なツールや知識を少しずつ学びながら自分のペースで楽しむことが上達の秘訣


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