GarageBandで作曲を始めるにあたり、MIDIキーボードの導入を考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ接続しようとすると「ガレージバンドでMIDIキーボードから音が出ない」「設定方法が分からない」といった問題に直面しがちです。
この記事では、garageband midi キーボードの接続方法から、ガレージバンドでのMIDIキーボード設定、さらにはガレージバンドでのMIDI入力や編集の基本まで、初心者の方が抱えるあらゆる疑問に答えます。
そもそもMIDI信号はキーボードで使えるかといった基本的な知識から、MacやGarageBand、iPhone、iPadでの具体的な利用法、そして万が一のトラブル解決策まで網羅的に解説します。この記事を読めば、GarageBandでMIDIを編集するにはどうすればいいですか?という疑問も解消され、あなたにおすすめのgarageband midiキーボードを見つけるヒントも得られるでしょう。さあ、MIDIキーボードを使いこなし、音楽制作の可能性を大きく広げましょう。
- MIDIキーボードの基本的な接続と設定方法
- Mac、iPhone、iPadそれぞれでの利用手順
- 音が出ないなど、よくあるトラブルの原因と解決策
- MIDIの入力から編集までの実践的なテクニック
garageband midi キーボードの基本的な使い方
- garageband midiキーボードの接続方法
- macでgarageband midiキーボードを使う
- ガレージバンドでmidiキーボードをiphoneで使う
- garageband midiキーボードをipadで使う
- ガレージバンドのmidiキーボード設定手順
garageband midiキーボードの接続方法
GarageBandでMIDIキーボードを使用するための最初のステップは、お使いのデバイスとキーボードを物理的に接続することです。接続方法は、MIDIキーボードの出力端子と、MacやiPhoneなどのデバイス側の端子の種類によって異なります。
主に、接続には以下の2つのパターンがあります。
USBケーブルで接続する
最近のMIDIキーボードの多くは、USB Type-B端子(プリンターなどでよく使われる四角い形)を備えており、付属のUSBケーブルで直接MacやPCに接続できます。これが最もシンプルで簡単な方法です。
お使いのMacがUSB Type-C(Thunderbolt)ポートのみの場合は、USB Type-A(従来の長方形のUSB)からType-Cへの変換アダプタが必要になります。Apple純正の「USB-C – USBアダプタ」や、複数のポートを持つUSBハブなどを用意しましょう。
MIDIインターフェースを使用して接続する
古い電子ピアノやシンセサイザーなど、USB端子がなく円形のMIDI端子(IN/OUT)のみを備えている楽器の場合は、「MIDIインターフェース」という専用の機材が別途必要です。MIDIインターフェースは、楽器のMIDI信号をUSB信号に変換してくれる役割を果たします。
MIDIインターフェースの接続手順
- MIDIキーボードの「MIDI OUT」端子と、MIDIインターフェースの「MIDI IN」ケーブルを接続します。
- MIDIインターフェースのUSB端子を、Macや変換アダプタに接続します。
ケーブルの「OUT」と「IN」を正しく接続することが重要です。基本的に「キーボードからの出力(OUT)をPCへ入力(IN)する」と覚えておきましょう。
安価すぎるMIDIケーブルには注意
非常に安価なMIDIインターフェースケーブルも市場にはありますが、中には正常に動作しないものや、音が伸びっぱなしになるなどの不具合が発生するケースが報告されています。安定した動作を求めるなら、YAMAHAやRolandといった信頼できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。
macでgarageband midiキーボードを使う
MacとMIDIキーボードの物理的な接続が完了したら、次はGarageBandで認識させるための設定を行います。多くの場合、macOSはMIDIキーボードを自動的に認識するため、特別なドライバーのインストールは不要です。
まず、GarageBandを起動し、新規プロジェクトから「空のプロジェクト」を選択します。
次に、トラックタイプの選択画面が表示されるので、「ソフトウェア音源」を選び、「作成」ボタンをクリックしてください。これで、MIDIキーボードで演奏するためのトラックが作成されます。
キーボードの鍵盤を弾いてみて、GarageBandの画面上部にある音量メーターが反応し、音が鳴れば接続は成功です。
Macで認識されているか確認する方法
もし音が鳴らない場合は、MIDIキーボードがMac自体に正しく認識されているかを確認しましょう。Macの「アプリケーション」フォルダ → 「ユーティリティ」フォルダの中にある「Audio MIDI 設定」を起動します。「MIDIスタジオ」ウィンドウを表示させ、お使いのMIDIキーボードのアイコンが表示されていれば、Macには認識されています。アイコンが薄い色(非アクティブ)になっている場合は、接続に問題がある可能性があります。
ガレージバンドでmidiキーボードをiphoneで使う
iPhoneでもMIDIキーボードを接続して、場所を選ばずに音楽制作を楽しむことができます。iPhoneとMIDIキーボードを接続するには、専用のアダプタが必要です。
Lightning端子を搭載したiPhoneの場合は、Apple純正の「Lightning – USB 3カメラアダプタ」を使用します。このアダプタにはUSBポートとLightningポートの両方があるため、MIDIキーボードに給電しながら安定して使用できるので特におすすめです。
接続手順は以下の通りです。
- 「Lightning – USB 3カメラアダプタ」をiPhoneに接続します。
- アダプタのUSBポートにMIDIキーボードのUSBケーブルを接続します。
- (推奨)アダプタのLightningポートに、iPhoneの充電ケーブルを接続します。
接続後、GarageBandアプリを起動すれば、Macの時と同様に自動でキーボードが認識され、ソフトウェア音源トラックで演奏できるようになります。
iPhone 15シリーズ以降のUSB-C端子を搭載したモデルの場合は、USB-C対応のハブや変換アダプタを使用することで接続できますよ。
garageband midiキーボードをipadで使う
iPadもiPhoneと同様に、アダプタを介してMIDIキーボードを接続できます。大画面で操作できるため、より本格的な音楽制作が可能です。
接続方法は、お使いのiPadのポートの種類によって異なります。
USB-Cポート搭載のiPadの場合
iPad Pro、iPad Air、iPad miniの新しいモデルはUSB-Cポートを搭載しています。この場合、USB-C対応のUSBハブや、USB-C to USB-A変換アダプタを使用してMIDIキーボードを接続します。多くの周辺機器を同時に接続できるため、USBハブがあると便利です。
Lightningポート搭載のiPadの場合
古いモデルのiPadはLightningポートを搭載しています。iPhoneと同様に、Apple純正の「Lightning – USB 3カメラアダプタ」を使用するのが最も確実で安定した方法です。
物理的な接続が完了すれば、あとはGarageBandアプリを起動するだけです。自動的にMIDIデバイスとして認識され、すぐに演奏を開始できます。
ガレージバンドのmidiキーボード設定手順
MIDIキーボードを接続し、GarageBandでソフトウェア音源トラックを作成すれば、基本的にはすぐに音を鳴らすことができます。しかし、より快適に制作を進めるために、いくつかの基本的な設定を確認しておきましょう。
GarageBandを起動してソフトウェア音源トラックを選択すると、画面下部に鍵盤が表示されることがあります。これは「ミュージックタイピング」や画面上のキーボード機能です。MIDIキーボードが正しく接続されていれば、この画面キーボードは不要なので閉じてしまっても構いません。
まず確認したいのは、ライブラリから好きな音色を選ぶことです。画面左側のライブラリパネルから、「Piano」や「Synth」「Drum Kit」など、演奏したい楽器のカテゴリを選び、好みの音色をクリックして読み込みます。これで、MIDIキーボードを弾いたときに、その選択した楽器の音が鳴るようになります。
トラックヘッダの設定を確認
録音を行うためには、トラックのヘッダ部分に「録音可能」ボタン(赤い丸のアイコン)が表示されている必要があります。もし表示されていない場合は、メニューバーの「トラック」から「トラックヘッダを設定」を選択し、「録音を可能にする」にチェックを入れてください。これにより、複数のトラックがある場合に、どのトラックに録音するかを明示的に選択できるようになります。
garageband midi キーボードの応用とトラブル解決
- MIDI信号はキーボードで使えますか?
- ガレージバンドのmidi入力のやり方
- GarageBandでMIDIを編集するにはどうすればいいですか?
- ガレージバンドでmidiキーボードから音が出ない原因
- おすすめのgarageband midiキーボードを紹介
MIDI信号はキーボードで使えますか?
「手元にある電子ピアノやキーボードは、MIDIキーボードとして使えるの?」という疑問は、非常によくある質問です。答えは、「MIDI信号を出力できる機能があれば使える」となります。
全ての電子キーボードがMIDIに対応しているわけではありません。使えるかどうかを判断する最も簡単な方法は、キーボード本体の背面や側面にある端子を確認することです。
以下のいずれかの端子があれば、MIDIキーボードとして使用できる可能性が非常に高いです。
- USB TO HOST / USB TO DEVICE端子: 四角いUSB Type-B端子です。これがあればPCやMacとUSBケーブル1本で接続できます。
- MIDI IN / OUT端子: 5ピンの円形端子です。この端子がある場合は、前述の「MIDIインターフェース」を介して接続します。
端子がない場合はMIDI機能なし
確認してみて、これらの端子が一切なく、「PHONES(ヘッドホン)」や「SUSTAIN」、「DC IN」といった端子しかない場合は、残念ながらそのキーボードはMIDI信号を出力する機能を持っていません。その場合は、新しくMIDIキーボードの購入を検討する必要があります。
ガレージバンドのmidi入力のやり方
MIDIキーボードの接続と設定が完了したら、いよいよ演奏を録音(MIDI入力)してみましょう。手順は非常にシンプルです。
- 録音したいソフトウェア音源トラックを選択し、トラックヘッダの「録音可能」ボタン(赤い丸)をクリックして点灯させます。
- 画面上部にあるコントロールバーの「録音」ボタン(大きな赤い丸のボタン)をクリックするか、キーボードのショートカットキー「R」を押します。
- カウントイン(初期設定では1小節)の後に録音が開始されるので、MIDIキーボードで演奏します。
- 演奏が終わったら、再度「録音」ボタン(録音中は四角い停止ボタンになっています)をクリックするか、スペースキーを押して録音を停止します。
録音が成功すると、トラック上に「リージョン」と呼ばれる緑色の長方形のデータブロックが作成されます。これがあなたの演奏したMIDIデータです。
最初はメトロノームに合わせて弾くのが難しいかもしれません。コントロールバーのメトロノームアイコンを有効にして、クリック音を聴きながら演奏する練習をすると、リズム感を養うのに役立ちますよ!
GarageBandでMIDIを編集するにはどうすればいいですか?
MIDI入力の最大のメリットは、録音後に演奏データを自由に修正・編集できる点です。GarageBandでは「ピアノロール」エディタを使って、音符の追加や削除、タイミングや長さの調整が簡単に行えます。
編集を始めるには、まず編集したい緑色のMIDIリージョンをダブルクリックするか、リージョンを選択した状態で画面左上のハサミのアイコン(エディタ)をクリックします。すると、画面下部にピアノロールエディタが表示されます。
主な編集機能は以下の通りです。
- 音符の移動: ノート(緑の棒)を上下にドラッグすると音程が、左右にドラッグするとタイミングが変わります。
- 音符の長さ変更: ノートの右端にカーソルを合わせ、左右にドラッグすると長さを調整できます。
- 音符の追加・削除: Commandキーを押しながらクリックすると鉛筆ツールに変わり、好きな場所をクリックして新しいノートを追加できます。ノートを選択してDeleteキーを押せば削除できます。
- ベロシティ(強弱)の変更: ピアノロールエディタの左下にある「ノートのベロシティ」を開くと、各ノートの演奏の強弱を0から127の数値で調整できます。これにより、演奏に抑揚をつけることが可能です。
クオンタイズ機能でリズムのズレを修正
演奏のタイミングがずれてしまった場合、「クオンタイズ」機能を使えば、指定した音符の長さに自動で修正してくれます。エディタパネルの「時間でクオンタイズ」から、16分音符や8分音符などを選ぶだけで、リズムのヨレを瞬時に補正できる非常に便利な機能です。
ガレージバンドでmidiキーボードから音が出ない原因
正しく接続したはずなのに、MIDIキーボードを弾いてもGarageBandから音が出ない、というトラブルは初心者が最もつまずきやすいポイントです。原因はいくつか考えられますので、落ち着いて一つずつ確認していきましょう。
以下に、主な原因と対処法をまとめました。
| 原因 | 確認・対処法 |
|---|---|
| ソフトウェア音源以外のトラックを選択している | 選択しているトラックが、青い波形アイコンの「オーディオトラック」や「Drummerトラック」になっていないか確認してください。必ず鍵盤アイコンの「ソフトウェア音源トラック」を選択する必要があります。 |
| トラックがミュートまたはソロになっている | トラックヘッダの「M(ミュート)」ボタンが黄色になっていないか、他のトラックの「S(ソロ)」ボタンが黄色になっていないかを確認してください。 |
| キーボードがMac/iOSに認識されていない | ケーブルの接続を再確認し、Macの場合は「Audio MIDI 設定」でデバイスが表示されるか確認します。一度USBを抜き差ししてみるのも有効です。 |
| 必要なドライバーがインストールされていない | 一部のMIDIインターフェースやキーボードは、専用のドライバーが必要です。製品の公式サイトを確認し、最新のドライバーをインストールしてください。 |
| GarageBandの入力設定が間違っている | GarageBandの「環境設定」→「オーディオ/MIDI」タブで、「MIDIステータス」の欄にMIDIデバイスが1台以上検出されているか確認します。 |
| 演奏している音域が音源に対応していない | 特にドラム音源などは、鍵盤の一部の音域にしか音が割り当てられていません。キーボードのオクターブを上下させて、音が出る範囲を探してみてください。 |
これらの項目を確認しても解決しない場合は、GarageBandやMac/iPhoneを再起動することで問題が解消されることもあります。
おすすめのgarageband midiキーボードを紹介
これからMIDIキーボードを購入する場合、どのような基準で選べば良いのでしょうか。用途や目的に合わせて選ぶことが重要です。
鍵盤数で選ぶ
- 25鍵: 非常にコンパクトで持ち運びに便利。机のスペースが限られている方や、主にベースラインや簡単なメロディの打ち込みに使いたい方におすすめです。
- 49鍵: ある程度両手での演奏も可能なサイズ感。作曲のメインキーボードとして十分な機能を持ち、最もバランスの取れた鍵盤数と言えます。
- 61鍵 / 88鍵: ピアノ経験者や、両手で本格的な演奏をしたい方向け。設置スペースは必要ですが、演奏の自由度は格段に上がります。
機能で選ぶ
鍵盤以外にも、あると便利な機能がいくつかあります。
- パッド: ドラムの打ち込みやサンプルのトリガーに便利です。
- フェーダー/ノブ: 音量の調整やエフェクトのかかり具合などを直感的に操作できます。
- 鍵盤のタッチ: ピアノに近い重さの「ハンマーアクション鍵盤」や、軽めの「シンセ鍵盤」などがあります。ご自身の演奏スタイルに合わせて選びましょう。
人気の定番ブランド
どのメーカーを選べば良いか迷ったら、以下のブランドから検討してみるのがおすすめです。どのブランドも品質に定評があり、初心者からプロまで幅広く使われています。
- AKAI Professional: MPCシリーズで有名なブランド。特にパッドの性能に定評があります。
- Arturia: デザイン性が高く、豊富なソフトシンセが付属するモデルが多いのが魅力です。
- M-Audio: コストパフォーマンスに優れ、シンプルな機能で初心者にも扱いやすいモデルが揃っています。
- Native Instruments: 高品質な音源ソフトウェア「KOMPLETE」との連携が強力です。
最終的には、ご自身の予算や制作スタイル、設置スペースを考慮して、最適な一台を見つけることが大切です。
garageband midi キーボード活用のまとめ
- MIDIキーボードの接続はUSBかMIDIインターフェースで行う
- Macでは多くの場合ドライバー不要で自動認識される
- iPhoneやiPadではLightning-USBアダプタなどが必要
- GarageBandではソフトウェア音源トラックを作成して使用する
- 録音するにはトラックの録音可能ボタンを有効にする
- 手持ちのキーボードが使えるかはUSBやMIDI端子の有無で確認
- MIDIデータは録音後にピアノロールで自由に編集できる
- 音のタイミングや長さ、強弱も後から修正可能
- リズムのズレはクオンタイズ機能で簡単に補正できる
- 音が出ない時はトラックの種類や接続、設定を順に確認する
- ドラム音源などは音域によって音が出ない場合がある
- おすすめのキーボードは鍵盤数や機能で選ぶ
- 25鍵は携帯性、49鍵はバランス、61鍵以上は本格演奏向け
- パッドやノブがあると操作の幅が広がる
- 信頼できるメーカーの製品を選ぶとトラブルが少ない



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